助川公認会計士事務所 | 起業と独立を支援 | 09/02/14 |
会社設立後、役所への届け出の書類 |
会社設立後、役所への届け出の書類を、どこに、何を、いつまでに届けなければならないか。
1.税務署に届け出る書類
@法人設立届出
設立から2ヶ月以内
A青色申告の承認申請書
設立の日以後3ヶ月を経過した日と設立第1期事業年度終了の日との内いずれか早い日の前日まで
法人を設立すると様々な届出を提出しますが、納期限までに届け出ないとその効力が失われるものは注意が必要です。青色申告の承認申請書は、原則として3ヶ月以内に届け出なければなりません。3ヶ月を経過して届け出るとその期は白色申告になってしまいます。
B給与支払事務所等の開設届出書
給与等を支払う事務所等を設けた日から1ヶ月以内
C源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書兼納期の特例適用者に係る納期限の特例に関する届出書
適用を受けようとする月の前月末まで
D必要に応じて棚卸資産や有価証券の評価方法、減価償却方法の届出
2.都道府県税事務所に届け出る書類
@法人設立届出書
設立から1ヶ月以内(東京都の場合は、事業開始の日から15日以内)
3.市町村役場に届け出る書類
@法人設立届出書
設立から1ヶ月以内
4.社会保険事務所に届け出る書類
下記の書類を適用事業者となった場合に速やかに届け出る
@健康保険厚生年金保険新規適用届
A健康保険厚生年金保険被保険者資格取得届
B健康保険被扶養者(異動)届
5.労働基準監督署に届け出る書類
@労働保険関係成立届
雇用した日の翌日から10日以内
6.公共職業安定所に届け出る書類
下記の書類を適用事業所となった日から10日以内
@雇用保険適用事業所設置届
A雇用保険被保険者資格取得届
提出書類は、いっぱいあるけど、税務署と都道府県税事務所と市町村役場は、最低限、届けた方が良いですよ。税務署に行けば、会社設立時の届出書類は,セットで置いてあります。
もちろん、ほとんどの会社は、会計事務所にお願いしています。