助川公認会計士事務所 | 起業と独立を支援 | 05/07/05 |
独立分野を考える |
1.独立分野を考える
自分の経験のある分野がよいか | |
独立はしたいが、やはり経験のある業界のほうがいいのか、それとも、未経験でも、やりたいことをやったほうがいいか。 | |
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現在の業種と異業種とを合体する形で新分野を作り出す |
・ | 現在の業種の分野を絞り込み、専門性や希少性を高める |
異業種・未経験分野がよいか | |
一般に「畑違い(未経験業種)は難しい」といわれるが、時間をかけて研究し、むしろ部外者だから見えた弱点や問題点を、うまく克服できるアイデアを生み出せれば、事業展開の可能性は十分にある。 | |
未経験分野の場合、FC(フランチャイズチェーン)システムを活用する方法もある。FCとは、本部企業が、業界経験のない人でも事業を成功させられるノウハウを、パッケージにして提供する仕組みである。したがってFC加盟を検討する時は、どの本部を選ぶかが重要になる。 |
2.技能、知識、資格をえる
学ぶべきことは、独立の目的やジャンル、経験などによって異なるが、まずは自分がしたい仕事を具体化し、それをするために、不足することは何か、という視点で学習テーマを抽出してみよう。 | |
また、自分では「これが足りない」と思っても、実はそれだけではないということもあり得る。周囲にアドバイスをしてもらうことも必要。「足りないもの」がわかったら、次はそれをどう獲得するかだ。 |
@現在の仕事場で学ぶ | |
仕事場は最良の学校とよくいわれる。実践的な情報が飛び交い、何より仕事ができなければ許されない環境なのだから当然である。まず、学びたい事柄が業界の専門的な知識やハウツーであれば、やはりその業種の企業に就職・転職して学ぶ方法が近道である。一方、業界知識はあるが、経営ノウハウに自信がないのであれば、現在の勤務先より小規模の企業に転職し、できる限りトップに近いポジションで仕事をさせてもらう方法が得策である。 |
A副業を通じて学ぶ | |
独立したい業種の知識やハウツーなどを、副業を通じて学ぶ方法もある。いわゆる「週末起業」である。特に、時間と空間を制限されないネット活用ビジネスはこの方法に適した業態といえる。 |
B学校で学ぶ | |
「学校」とひと口に言っても大学院や大学、専門学校、ビジネススクール、短期セミナー、通信教育と、多種多様である。これらの中から、テーマ、自分のレベル、費用、期間、独立に対する支援策などを考慮して最適な入学先を選択してほしい。最近では、楽天大学など、ネット上でのビジネスもテーマである。また、技術や資格を得たいのか、起業や経営の知識を身につけたいのかでは、当然、行き先が違ってくる。 |