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助川公認会計士事務所 BTkigyou.jpg (1685 バイト) 企業経営・マネジメント 10/01/30
業績のV字回復をめざす
業績のV字回復のための条件
「未来思考型」マネジメント
業績を「計画的に創造する」
先行経営

1.業績を「計画的に創り出す」企業だけが勝ち残る

経済環境の先行きが定かに見えず、企業の大半が赤字という未曾有の大不況下、「業績を安定させたい」という経営者の願いは切実なものであろう。頼りとしていた取引先の倒産、「来月の業績にすら何の保証もない」めまぐるしく変化する経営環境の中、どうすれば業績基盤を確固としたものにできるのか。

成り行き任せの「結果」としての業績に依存する経営体質では、その実現は不可能である。「がんばりましたが、できませんでした」といった報告がまかり通っていては、事業存続はおぼつかない。目標達成という結果責任を社員1人ひとりが果たしきる仕組みづくりが不可欠となる。

その仕組みに基づく企業活動によって業績を「計画的に創造する」ことこそ、安定業績基盤構築への礎となるものであり、本来のあるべき経営の姿である。その成否が企業の存続をも左右する経営力の格差となる。

「結果的」に企業の業績が上がっていたかつての高度経済成長下では、環境が業績を援護していたのである。今やグローバルな企業間大競争時代が訪れ、デフレが本格的に進行し、企業は環境利潤を得られなくなった。これからは、不透明な先行きを読み取り、「先見・先手・先攻」で手を打ち、計画的に自力で業績を上げてゆく企業だけが勝ち残る。 

結果責任を果たす仕組みづくり

自力での計画的な業績創造

安定業績基盤構築へ

 

2.業績創造の要となる先行経営

 業績を計画的に創造していくためには、「今月、いくらの儲けが出た」という結果管理ではなく、「半年後・1年後の着地はこうだ」と明言できる経営が企業に求められる。半年・1年後の着地を読み抜き、目標・計画とのギャップを 正確に見極め、ギャップを埋めるための的確な手を今打たなければ、企業の未来は保証されない。

 この考え方の根幹となるものが「先行経営」だ。低成長期においては、自分を頼りにできる強い企業体質づくりが肝心であり、先を読み、先手を打っていくことが要となる。先行経営の実践が企業の針路を成長・発展へと導いてゆく。

3.先行経営の推進ポイント

@タイミングをはずさず、早く手を打つ

 赤字が出る前の黄色信号である「滅益」の時に、命取りにならないように手を打つ。

A自社の健康状態を常にチェック

 四半期ごとに決算し、さらに月ごと、週ごとにきめ細かくチェックする。

B先行きマネジメント

 6カ月先の目標を立て、目標達成に向けて先行管理してゆく。

4.「未来思考型」マネジメント

未来視点から「結果」を変えてゆく業績先行管理

 企業を成長軌道に乗せてゆく先行経営を実践するためのマネジメントの仕組みが、「業績先行管理システム」だ。それは、将来の目標・計画を達成するために、未来を思考し、未来を管理し、未来の視点から現在のとるべき最善策を打ち出してゆく「未来思考型」マネジメントである。その徹底推進が成長企業の第一条件となる。

 IT技術やマネジメントレベルの向上で、企業における業績把握は格段に容易になった。月次決算は3日以内に完了し、日次決算を実践している企業もある。しかしそれはあくまでも「今日まで打ってきた手」の結果でしかない。「今、打っている手」の結果3カ月・半年・1年後にしか現れない。的を射た今打つべき手を決めるには、「目標・計画」と「着地予測」とのギャップを性格に見極めなければならず、そのギャップの大きさによって、打つべき手は当然違ってくる。

 業績V字回復を果たす企業と業績低迷を続ける企業の差は、目標認識のスパンの差にある。「半年後の目標・計画と、現状の延長線上にある着地予測とのギャップを正確に割り出し、今打つべき手を的確に押さえ、実行したかどうか」の差である。目標とは当月の計画値ではなく、先行累計目標差額ととらえることが重要なのである。

 業績先行管理とは、目標・計画数値から先行数値の読みを差し引いた“差額(ギャップ)”をつかみ、その差額を埋めるための差額挑戦計画を立て、実行するシステムだ。現状の対目差額ではなく、半年・1年先の対目差額をマネジメントしてゆく考え方を根幹とする。目標達成に向けて未来の視点に立ち、勝ち取るべきこれからの結果を変えてゆくために、先に手を打ってゆくのである。

 

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