助川公認会計士事務所 | 経営管理 | 10/12/05 |
正しい会計帳簿を作る 正しい記帳に裏付けられた会計帳簿は、正確な経営データによる経営判断の基礎となるからです
社内不正と問題点 中小企業では、経営者が会社のオーナーであることが多く、その場合、経営者は会社財産を自由に使うことができる立場にあります。しかし、このような公私混同は会社全体に金銭的にルーズな雰囲気を生み出し、従業員による不正が発生しやすい土壌をつくります。経営者は自らの襟を正し、従業員との信頼関係の構築に努めなければなりません。
社内不正の未然防止と早期発見のための経理の仕組み 不正を未然防止・早期発見するためには、一定の事務または業務を1人の従業員の絶対的支配下に置かないような会社の経理の仕組みをつくることが重要です。
社内不正の未然防止の例 回数券、商品券、切手及び印紙など換金性の高い社内物品を担当者が必要以上に購入し、金券屋などで換金するといった手口で行われます。営業所の経理担当者が預金の使い込みなど。
目標管理 とは、 目標による管理であり、ノルマ管理ではない。目標管理の目指すものは、身近な言葉に置き換えれば「組織のやるべきことと個人のやりたいことを結びつけていく、あるいは一致させていく」
目標管理 組織目標の設定と個人目標の設定 @組織の目標を理解することにより、構成員であることを自覚し組織目標達成に向けて努力すべき方向を一人ひとりに納得してもらうことです。A自己の存在価値を組織の中で自覚してもらうことにより、自らの成長・発展を図ることにあります。
目標管理で重要な理念は「自己統制」です 上司に頼りっぱなしになるのではなく、かといって勝手気ままに仕事をしていくものではありません。自らが自らに責任を持ち、自力で進めることを前提に上司が支援的管理でパックアップしていくことが大切なのです。そうした体制の中で初めて、本人の能力開発や能力の伸長につながっていくのです。
資金繰り分析 バランスシートで支払能力をつかむ バランスシート(貸借対照表)で資金の調達と運用がわかる。 決算書は会社の通信簿です。経営活動の全てが決算書に集約されているので、決算書を見れば会社の良し悪しや改善課題がわかります。流動比率 固定比率 自己資本比率。
運転資本とは営業活動に必要な資本 バランスシートから運転資本(運転資金)を分析する方法。運転資本というのは生産や販売など営業活動に直接要する資本(資金)のことで、必要運転資本ともいいます。
原価管理と業績評価 原価管理の効果を上げ、原価による業績評価を適切に行うためには、まずその前提として適切な原価計算の仕組みを制度ないしシステムとして持たなければならない。
財務体質の改善 経営環境が厳しい状況下では、不要不急の資産などは売却して、財務体質の改善・強化を図ることが必要です。
商業登記の基礎知識 会社や商人について取引上重要な一定の事項(商号や本店、役員など)を法務局に備えられた登記簿に記載して公開する制度(商業登記制度)です。
ハンコの管理 ハンコの基礎知識 日常ハンコのことを印鑑と言ったりしています。しかし正確にはハンコと印鑑は違います。
経営の自己採点 中小企業においては、企業の業績が良くなるのも悪くなるのも経営者の責任だと言われています。
売掛債権の回収 販売不振や売掛金回収難、不良債権の累積など不況型倒産が依然として多いようです。
売掛金管理のポイント 売掛金が回収されないまま買掛金の支払いが先行すると、企業はやがて倒産にいたります。売掛金の回収には、日頃の売掛金管理がポイントです。
公的な助成金・給付金 中小企業等を支援する公的な助成金・給付金は、数多くあります。助成金等は融資ではないので返済する必要はありません。活用を検討してはいかがでしょう。 ・教育訓練給付制度 ・中小企業雇用創出助成金 ・特定求職者雇用開発助成金
連帯保証の法律知識 景気低迷等から信用不安の大きい今日、金融機関や取引先などから担保の提供や保証人の差し出しを求められることが多くあります。しかし保証人に関する基本的な法律知識を持ち合わせていないと後々後悔する事になり兼ねません。